●●●2003年度日本反核法律家協会第1回理事会報告(2003.01.29)●●●


 1月29日に開催された理事会では

(1) 反核医師の会との協力関係をいかに発展させるか
(2) 北東アジア非核地帯構想をいかに実現するか
(3) 朝鮮半島情勢に関していかなる対応をとるか

について、主に議論されました。

(1)ついては、北東アジア非核地帯構想を他のNGOとともに、一致協力して実現する努力を共にする中で関係を深めていく事、原爆症集団訴訟を医師と法律家として共に勝訴に導く事、などが確認されました。

(2)については、法律家の組織として、@日本の非核3原則法制化に向け、法律案を作成する事、A他の地域の非核地帯条約を参考に、北東アジア非核地帯条約案を作成する事、Bこれまでの世界法廷運動やハーグ市民平和会議成功のなかで良好な関係を築いてきた各NGOと連携をとり、非核地帯制定運動を展開する事、が確認されました。

(3)については、刻々と事態は変化しつつあるが、朝鮮半島、そして、北東アジアの非核化のため、日米朝政府に向けた、この段階での声明文を次回理事会までに作成・発表する事となりました。